Identity area
Reference code
Title
Date(s)
- 1958年~2015年 (Creation)
Level of description
Fonds
Extent and medium
図面筒およびファイル、製本図面、報告書、アルバム、ファイル文書等
うち、2023年7月現在462ファイル(約30,000点)収蔵
Context area
Name of creator
Biographical history
高橋靗一:1924年、中国青島に生まれる。1945年横浜高等工業学校(現・横浜国立大学工学部)航空機科卒業。1949年東京大学第二工学部建築学科卒業、逓信省営繕部設計課勤務。1956年逓信省を退職、武蔵工業大学建築学科助教授(~1966年)。1960年第一工房を創立。1967年大阪芸術大学に建築学科設立と同時に同大学主任教授。
第一工房:1960年設立。
Repository
Archival history
第一工房において作成・保管。第一工房の解散後、2017年12月に国立近現代建築資料館に移管。
Immediate source of acquisition or transfer
2021年7月、ご遺族ならびに第一工房より第1回寄贈。
2022年9月、ご遺族ならびに第一工房より第2回寄贈。
2023年7月、ご遺族ならびに第一工房より第3回寄贈。
Content and structure area
Scope and content
本資料群は、第一工房の発足当初から解散直前までの期間に、同事務所において作成された建築設計図書、写真、スケッチを中心とする資料である。代表作である大阪芸術大学のコンペ案及び実施図面をはじめ、佐賀県立博物館などの60、70年代の作品から、群馬県立館林美術館や白河市立図書館といった後期の作品まで、一連の建築作品の設計図書が含まれる。それらの資料は、建築設計図書や工事写真・竣工写真・各種申請書・構造計算書・報告書といったプロジェクト記録、高橋靗一氏のスケッチや個人写真等の個人文書、雑誌の抜き刷りや出版・展覧会事業に関する諸資料といった専門文書、スライド等の教員文書という属性に大別される。第一工房の解散後、高橋氏の別荘で保管されていた資料を、2017年12月に国立近現代建築資料館へ全点移送した。
Appraisal, destruction and scheduling
Accruals
System of arrangement
Conditions of access and use area
Conditions governing access
著作権:国立近現代建築資料館
公開条件:国立近現代建築資料館の公開規定に従う。写真資料、共同事務所名で作成した資料については要確認。
Conditions governing reproduction
国立近現代建築資料館の複製規定に従う。
Language of material
- Japanese
Script of material
Language and script notes
Physical characteristics and technical requirements
一部資料のデジタルデータあり
Finding aids
贈与契約締結分(462ファイル)について、全てファイルレベルの目録利用可能。一部アイテムレベルの目録も利用可能。
Allied materials area
Existence and location of originals
当該資料群はその大部分が原資料である。原資料がないものについては施主や、協同した設計事務所・施工業者をはじめとする関係者のもとに原資料が残されている可能性がある。
Existence and location of copies
図面・報告書については施主、写真については撮影者が保管している可能性がある。
Related units of description
Publication note
『現代建築家全集14 吉竹泰水/増田友也/内田祥哉/高橋靗一』(1972年/栗田勇編著/三一書房発行)
『風景の中の階段―高橋靗一の建築』(1996年/高橋靗一著/新建築社発行)
『高橋靗一/第一工房 1960‐2005』(2003年/高橋靗一・第一工房著/ギャラリー・間企画・編集、TOTO出版発行)
『第一工房とその仲間たち―領域を超えて―』(2011年/第一工房創立50周年を祝う会企画・編集・発行)
Notes area
Note
<日本の近現代建築家たち>(国立近現代建築資料館、2023年)